世界高血圧デー:血圧測定をしてみませんか

2026年05月15日

皆さまこんにちは。

さて、国際高血圧学会は5月17日を世界高血圧デーと制定しておりまして、併せて血圧測定をしてみましょうの啓蒙キャンペーン”May Measurement Month”が世界的に行われております。

日本では毎年17万人が、世界では毎年1,000万人以上の方が高血圧起因の疾病で死亡しているといわれています。

日本では世界的にみても健診が普及しており自身の血圧を知る機会に恵まれている反面、良好な降圧が達成されている血圧管理率は27%と依然低く、国際的にも最低水準であるとされております。

高血圧を放置すると、脳梗塞や心不全など命に関わる脳・心血管疾患を発症するリスクが高まりますが、早期発見と適正な管理により重症化を防げる疾病でもあります。

まずは血圧を測定してみること、そして記録をつけてみることがとても大切です。

血圧測定は、起床後1時間以内、排尿後、食事前、に2回計測することがよいとされています。1回目の計測の間におのずと少し安静にする時間がとれますので、それでよいかとも思います。不規則なお仕事をされておられる方は、『朝』ではなく『起床後』が測定推奨時間となります。

日々の診療で患者さんとお話しておりますと、計測はしていないけれど実は家庭に血圧計はあるのだという患者さんも多くおられます。

この機会に家庭で眠っておられる血圧計の電源をいれてみてはいかがでしょう。お持ちでない方は、薬局や家電量販店などで容易に血圧計が入手できますので、一度マイ血圧計を持ってみてはいかがでしょうか。

測定してみて高血圧症かもしれない、この血圧は大丈夫なのだろうか、などありましたらどうぞお気軽に当院へご相談ください。

投稿者:副院長 熊谷 宗一郎