マンジャロによるメディカルダイエット(その2)
2025年06月03日
体重を減らしたいとご希望される方から多くのお問合せを頂いておりますメディカルダイエットですが、マンジャロをご希望されるケースが多くなっております。
週1回の自己注射で扱いやすいこと、最小容量の2.5mgでも体重減少効果がしっかりあることで評価が高まっていると思っています。
BMIが35以上であれば、併存疾患に関わらずマンジャロと同成分(チルゼパチド)で2025年4月に肥満症に対して保険適応となった「ゼップバウンド」の可能性もでてきます。しかしながら、厚生労働省のゼップバウンド最適使用推進ガイドライン(22ページ)に「適切な食事療法・運動療法に係る治療計画を作成し、本剤を投与する施設において当該計画に基づく治療を6カ月以上実施しても、十分な効果が得られない患者であること。また、食事療法について、この間に2カ月に1回以上の頻度で管理栄養師士による栄養指導を受けた患者であること」と記載があるため、施設基準を満たしている総合病院でゼップバウンドを保険適応で処方して頂くまでのハードルがかなり高い状況となっています。
BMI 35以上の患者様からは、6カ月以上も待てない、膝が痛くてそもそも運動療法ができない等のご意見をいただくことが多いです。
BMIが35未満の患者さんでも膝を痛めている方は多くいまして、整形外科の先生から体重を減らすように言われているのですが、なかなか体重が減らないです、膝も痛くて運動もできないので痩せる薬はないですか?とご質問をいただくケースもありました。
メディカルダイエットでのマンジャロ処方は自由診療・自費診療となってしまいますが、本当に困ってみえる患者さんもお見えですので、少しでもご期待に応えられたらうれしく思います。
愛知県 マンジャロ 一宮 マンジャロ 江南 マンジャロというキーワード検索で当院までご来院いただくケースが多いようで、ネット検索の時代を今更ながら実感しております。また、内科クリニックでのメディカルダイエットだからこそ、安心してご相談いただいていると感じております。
投稿者:院長 吉田 直樹