健診で心電図の異常を指摘されたら

2025年05月11日

皆さまこんにちは。5月のゴールデンウイークも終わり、学校・お仕事が再開していることと思います。
お出かけ等でリフレッシュできましたでしょうか。

さて、春の新入学者の健診シーズンを終え、当院では心電図異常を指摘された患者さんからのご相談が増えてきました。新入学の小学生1年生、中学生1年生、高校生1年生の方は心電図検査を実施されていると思います。当院では、中学生以上の学校心臓健診の二次検査に対応可能で、心臓エコー、ホルター心電図(24時間心電図)、運動負荷検査、心臓CT検査など、専門医が必要な検査を実施して心臓疾患の有無、運動制限の必要性の有無を正しく評価させて頂きます。学校に提出が必要な、学校生活管理指導表の記載もさせて頂きます。

学生さんのお話をしましたが、多くの会社でも春健診が実施されており、成人の方の心電図異常精査のお問い合わせも増えております。
健診でよく指摘される心電図異常を以下に列記させて頂きます。

・ST-T異常

・洞性徐脈

・洞性頻脈

・不完全右脚ブロック

・完全右脚ブロック

・心室性期外収縮

 

 

 

 

 

 

・上室性期外収縮

・左軸偏位

・右軸偏位

・1度房室ブロック

・異常Q波

 

 

 

 

 

・R波増高不良

・T波異常

・左室肥大

・左室高電位

・心房細動

・QT延長

・Brugada症候群

などがございます。

心電図異常から心臓疾患がみつかることもありますので、心電図異常は放置することなく専門医への受診をお勧めいたします。

当院は循環器診療を専門としており、心電図異常の精密検査、虚血性心疾患の診断と治療、不整脈の診断と治療を得意としております。尾張地区、愛知県の北部のクリニックで冠動脈CTが即日実施できる施設は稀有であり、総合病院・大学病院まで行かずともスピーディーに冠動脈狭窄の有無を正しく判定することができます。24時間ホルター心電図も院内解析をしていることから、不整脈精査の結果説明までの必要日数が短いことも当院の特徴となっております。また、心電図と心臓エコー検査は女性技師が担当しますので、どなたでも安心して検査を受けて頂けます。

当院では高精度で質の高い心臓精査をスピーディーに実施できるよう50名以上の医療スタッフを擁し、患者ニーズを意識した丁寧な診療を心がけて、地域の皆さまに貢献できるようスタッフ一同日々精進しております。
心電図異常や胸の症状でお困りの方、心臓疾患がご心配な方はお気軽に当院へご相談ください。

投稿者;院長  吉田 直樹